タコガタリ。

萌や滾りを短く纏められない人のオタク語りです。大体妄想です。たぶん。

【妄想してみた】殺生石セッション【タコ娘。】

鉄は熱いうちに打て。

妄想は公式から正解が出る前に吐き出しとけ。

 

どうも、オタクです。

 

相変わらず9人組ボーイズグループMeseMoa.(めせもあ。)を糧に日々を生きています。

 

 

先日11/7、我らがめせもあ。の9thシングル『殺生石セッション』がリリースされました拍手👏👏👏f:id:ta_com_su:20211109235420j:image

今回の表題曲は、殺生石といえば気がつく方も多いのではないでしょうか……九尾の狐伝説、所謂玉藻前が主役の曲なんですね。

 

玉藻前といえば、鳥羽上皇の寵妃として有名な伝説上の人物。玉藻前を愛でるようになると、鳥羽上皇は原因不明の病でどんどん衰弱していきます。陰陽師の安倍泰成が、病の原因が玉藻前であることを突き止め真言を唱えると、変身を解かれ狐の姿を現した玉藻前は宮中から逃げ出し行方をくらまします。

その後山で人を拐ったりしたので討伐されて、石に姿を変えて尚毒気を放って近づく人々を殺めていき、石はいつしか殺生石と呼ばれるようになった。

 

ざっくりそんな感じの話です。

 

 

はい!ここからネタバレ注意!!

 

 

今回のこの『殺生石セッション』は、玉藻前伝説のスピンオフとでも言いますか。

史書には朝廷目線で悪女(女?妖怪?)として描かれている玉藻前自身の視点からのお話なんですよ。

 

九尾の狐は人の生気を吸い取って生きる。

自分が生きるために数多の人間を殺めた悪の権化。

 

“よして頂戴。憂き世の安穏を乱すだなんて、私はただ人間を愛しただけ。”

 

ただそれだけ。

たったそれだけ。

 

玉藻前は、純粋に人を愛しただけだったのではないか。

愛する人の好みの姿になりたいという気持ちは人間も妖かしも変わらない。美しい女が好きだというから、美しい女に化けた。

ただ、貴方に愛されたかったから。

 

けれども、

人の生気を喰らって生きる妖かしの哀しき運命。

愛することと、喰らうことは表裏一体。

 

愛しただけなのに、

喰らってしまった。

 

“貴方も先に逝くのね。だったら何も知りたくなかった。”

 

心から愛する人を次々と殺めてしまう業を抱えた哀しき妖かし。

ただ、貴方から褒められたかった、愛されたかった。

たったそれだけ。

 

 

そんな感じの物語(だと思います行間想像補足)

 

 

で!

前半は“今は昔”で始まる昔の妖狐伝説のパート。

後半は“昔は今”で始まる現代のパート(推定)

しかも

前半の一人称は“私”

後半の一人称は“僕”

なんですよ!

 

そこで妄想タイムです。

 

あくまで妄想です、妄想。考察じゃないです。

『多分こうじゃないかなー?』ではなく、『こういう話だったりしたら個人的に萌だなぁ〜!』っていうテンションですので悪しからず。

 

時系列と一人称の変化から、いくつかのストーリー分岐が生まれるんですよね。

 

【分岐①】

とみたん=妖狐 パターン

妖かしの寿命は人間より遥かに長い。

愛した人も関わった人も全て脆く儚く死んでいって尚生き続ける玉藻の前がとみたんである、というパターンですね。

☆美女に化けた狐が雌だなんて誰も言ってないじゃない☆(BL注意報)

人の世に紛れて生きるには、その時代時代に相応しい姿に化けなければならない。

とみたんの姿で生きる玉藻前が、いつか愛した貴方(たぶん鳥羽上皇)と顔も声も仕草も同じ人と運命的に巡り会い、あのひとでは無いと分かっていながらも恋をする。。。

先日のリリースイベントの物販でチェキ販売あったじゃないですか。

白服さん、別パターンの衣装帝じゃなかったです???

…………ジーザス!!!!(頭抱え)

 

 

【分岐②】

妖狐→転生→とみたん パターン

討伐された玉藻前の生まれ変わりがとみたん。玉藻前のときの記憶はしっかり残ってるっぽいですね。

前世ですらないかも。何度も何度も生き辛い浮世に転生を繰り返して永遠に極楽浄土には行けない業を背負わされたのかな。

しんどいと分かっていても、ひとの中でひとと関わって生きることを選んで早幾年。

褒められたがりで、愛されたがりのみんなの大きい弟。

 

 

【分岐③】

これは完全なる私の妄想です!!

鳥羽上皇!!!

玉藻前が狐だって知ってたとしたら!!!

 

これ一番萌パターンなんですよ個人的に。。。

 

狐だと、本当は絶世の美女ではないと分かっていながら愛してくれた唯一の人間だったとしたら。

愛し合う度に臥せっていく貴方を、見ている事しか出来ない私。

それでも貴方は私の頭を優しく撫でて、偉いね…って褒めてくれた。

 

白さぁぁん(違)

 

“貴方も先に逝くのね。だったら何も知りたくなかった。”

永い永い年月を孤独に生きてきた妖かしが、初めて知ったぬくもり。

知らなければ知らないまま生きていけたのに。

 

そして鳥羽上皇がいよいよ御隠れになろうかという折り、玉藻前鳥羽上皇の生気を吸い取っていることを突き止めた朝廷お抱えの陰陽師が“観念せよ正体を晒せ”と詰め寄ってくるわけです。

お抱えの陰陽師=帝の意思と思った玉藻前はこう言います。

“貴方も取りに来たのね。だったら喜んで差し上げるわ。”

 

カーーーーーーッ🤦✨(落ち着け)

 

ここから先は分岐①に行っても分岐②に行っても大変美味しくいただけます(私は)

 

 

 

貴方はどうなのかなぁ、顔も声も仕草も同じ君は貴方なのかな、貴方であって欲しいし、現世では幸せになって欲しい。。。

 

 

ということで、日々大層楽しく妄想しております。

MV公開いつかなぁ、11月上旬そろそろ終わるけどいつかなぁ(笑)

 

楽しみですね🤘♪♪♪