推しが卒業したときの話。
こんばんは、MeseMoa.のオタクです。
今日、MeseMoa.の後輩グループに当たる、パンダドラゴンのメンバーである祐矢くんの卒業が発表されました。
こんなときにブログかよと思われた方いらっしゃったら大変申し訳ない。
なんでブログを書こうと思ったかって言うと、
私も過去に随分入れ込んだアイドルの卒業というものを経験しているから、その前後の話でもしてみたら何かの参考になるかなぁ……と思ったからです。
ならんかもだけど。
(現在に至るまで引き摺り続けているオタク)
その卒業したアイドルというのは、
現・株式会社DD代表取締役社長 篠原裕之
こと
ぜあらる。
です。
私、所謂多推しオタクでして、
『推し』と固有名詞で呼ぶときはノックソ一択だし誰か一人を選ばなきゃならない時には迷わずのっくんなんですが、ぜっちゃんもげるたんもにーちゃんも推しています。
”推すと決めたらちゃんと推す”がポリシーなので、特典会は4人とも行くと決めてチェキ券確保もそれなりに頑張りました。
現役当時自覚は無かったんですが、
たぶんぜっちゃんのことは強火の2推しでした。
なんならある意味ガチ恋でした←
だって純粋にビジュアルだけだったらぜっちゃんが1番好きだったんだもん………
ぜっちゃんのフォルムが、
ぜっちゃんのやたらぴょんぴょんしたダンスが、
ぜっちゃんの優しい歌声が大好きだった。
そしてなにより、
ぜっちゃん含めた
『むすめん。の10人』が
何よりも大好きだった。
そんなぜっちゃんが何故卒業したのか。
大きな要因は膝の故障です。
元よりあまり体の強くない人なので、体調を崩して公演を休むこともままありました。
これは後に本人が話していたことだけど、
むすめん。を休んでいる間に他の皆はどんどん成長していく、自分だけが取り残されていく、自分の存在意義ってなんだろう、そもそも存在意義なんてあるんだろうか………要約するとそんなことを延々と考えていたそうです。
苦しさに耐えかねて当時メンバーと住んでいた寮から逃げ出して1週間くらい家出したりもしたとか。
ぜっちゃんがそんな思いを抱えていた頃のチェキ会の画像を見てみると、面白いくらい覇気がないのよ。ほんとに。
顔色真っ白だし、笑顔になりきれてないし、なにより目が全く笑ってない。死んだ魚の目ってこういうのを言うのか………っていうレベル。
しんどかったんだろうなぁ。
メンバーが、グループが、大好きだからこそ、大切だからこそ。
その輪を乱してしまう、まだまだ上を目指していく彼らの足を引っ張ってしまう己の存在を受け入れられなかったんだろうな。
ぜっちゃんの卒業が発表されたのは、
2016年7月2日 47ツアー神奈川公演。
正直、MCでぜっちゃんが卒業しますって言ってから特典会前に一旦会場の外に出るまでの記憶がかなり曖昧。
連れに『大丈夫?のっくんの影に隠れてるけどタコちゃん結構ぜっちゃんガチだったでしょ?』って言われたのは覚えてる。
その後の特典会でぜっちゃんと会わなきゃならんの、どうしろと???っていう気持ちでいっぱいだったんだけど。
写メに写ったぜっちゃんの顔見たら、
一瞬で納得しちゃったんですよ。
すっごい、いい顔してたの。
憑き物が落ちたような、晴れやかな、いい笑顔だった。
目だってキラキラしてた。
そっかぁ。
じゃあ、しょうがないなぁ。
って思った。
ぜっちゃんは活動休止中にむすめん。の運営に携わってみて、そこに自分の居場所を見つけたんだって言った。
あいつらを1番美味しく料理できるのは自分しかいないって。
そんなのもう納得して送り出すしかないじゃない。
そこから卒業公演までは、
とにかく時間とかお金とかいろいろ工面してぜっちゃんの残りの活動を追いかけた。
『え、ぼく毎回会ってますけど全通ですか?』
言われましたけど流石に47全通ではないです。後半ボチボチ頑張ってただけです(笑)
そして迎えた
2017年1月22日
中野サンプラザでの卒業公演。
FCの推しメン登録がノックソだからまぁ仕方ないんだけど、当日は2階席後方から見てました。
大体泣いてたのでむしろ2階で良かったのかもしれない(笑)
ハロの卒業ドレスみたいに、特別に作ったオレンジ色の羽織袴姿のぜっちゃんは最高に格好良かった。
この日のDVDは、
実は未だに見れていません。
私は絵を描くタイプのオタクなんですが、
集合絵、シリーズものには今でも必ずぜっちゃんを描くか、どこかにぜっちゃんの欠片を混ぜ込みます。
(確認してみたけどほんとにぜっちゃんの欠片もない集合絵1枚もなくて我ながら引いたw)
ズルッズルに引きずってますよ。ええ。未だに。
もうむすめん。追っかけてた時間よりめせもあ。追っかけてる時間のほうが長くなっちゃったのにね。
でも好きな気持ちは色褪せないんだなぁ。
推しがいなくなったグループにもそのうち慣れます。
推しの歌割りを他のメンバーが歌うことに慣れるのはちょっと、や、かなり時間がかかります。
時折推しの存在を感じさせる動きをメンバーがしたりなんかすると、簡単に涙腺崩壊します。
しんどいけど、好きなもんは好きだから好きでいたらいいと思うんです。
推しは、いつまでたっても推しだもの。
私が幸運だったのは、
現在も予想以上にぜっちゃんの露出があること。
元気でいるって随時存在確認ができること。
たまーーーにだけど、言葉を交わす機会があること。
どんな道を選んでも、推しには幸せな人生を歩んでほしい。
どうか、祐矢くんの選択も幸せに繋がる選択でありますように。
願わくば、卒業が永遠の別れではありませんように。
祐矢くん推しの皆さんが、祐矢くんの前途を遠くからそっと応援できる機会に恵まれますように。
私にできるのは、ただ祈ることのみ。